こんにちは!BUZZです。
今回はBUZZが高校生の時にご近所で起きた、とっても不思議なお話。
これは今から約20年前の出来事です。
その頃BUZZは高校生で、部活動の合宿で2~3日家を空けていました。
合宿から帰ってきて、家に置いていた携帯電話のメールをチェックをすると
夜中の2時頃に、家の向かいに住む友達から2日前の夜中にメールが入っていました。
「こんな時間にごめん!うちの家の前に誰かいる?」
(え?!こわ!2時やで?不審者かな?!)
何があったのか、その後どうなったのか、まったく事情が分からないので、BUZZの家族に聞いてみることにしました。以下、2日前の夜中にあった出来事です。
その日の夜、向かいのお家のインターホンが鳴ったそうです。
「ピーンポーン」
「ピーンポーン」
2階で寝ていたBUZZの友達とそのお母さんが、インターホンの音に気付いて1階に降りたそうです。
インターホンの画面を見ると、
「ザーーーーー」
砂嵐。
時間は夜中の2時。
こんな時間にインターホンが鳴るのはおかしい!ということで、BUZZの家に電話をしたそうです。
ウチは向かいの家の門が見える場所に位置しているので、インターホンの前に誰かが立っていると見えるはず。
窓から向かいの家を見てみると
誰もいません。
ただ、その家の20m程先にある道路の真ん中に、黒猫が1匹こちらを向いて座っていたそうです。
誰もいないことを伝え、みんなで不思議だなーなんて話していました。
そのタイミングで友達は直接BUZZにもメールで連絡をしてきていたようでした。
その次の日。
うちのインターホンが鳴りました。
相手は、昨日とは別のご近所さんでした。
「昨日の夜中に、○○さんのお家のおばあさんが亡くなったそうです。」
ご近所の方からお知らせがありました。
その話を聞きながら、母は鳥肌が止まらなかったそうです。
そのお宅のおばあさんが亡くなったのが、昨夜の2時頃だそうです。
(昨日のピンポンが聞こえた時間と同じ時間…)
そのお宅は、数年前に息子さん夫婦が引っ越して来られて、おばあさんは数回ほどそのお家に行ったことがあったそうです。
そのお宅から2軒隣が、友達の家。
夜な夜な、ご自分の息子さんのお家を探されていたのでしょうか。
でも数回しか行ったことのない家が分からず、困っていたのかもしれません。
なんとなくこの辺りだったと思うけど…
ピンポーン。
おばあさん。
もうちょっと。
あと2軒先です。
無事に息子さんのお家にたどり着けていたらいいな、と思いました。
この世から肉体がなくなっても
なお、会いたいと想う。
きっと、みんなそうでしょう。
静かに見守ってあげたいですね。
おわり
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