【実話心霊体験談】学校の怪談 第5話 ~修学旅行①~

実話心霊体験談

こんにちは!BUZZです!

今回は、修学旅行に引率したときに経験した不思議なお話です。

その学校は、3年生の春に3泊4日で修学旅行に行くことになっていました。

その年は3年生の担任をしており、1年、2年とずっと一緒に様々な行事を大成功させた学年だったこともあって、きっと子どもたちにとって思い出に残る素敵な修学旅行になるだろうなと、とても楽しみにしていました。

事前学習もしっかりと勉強し、準備は万端。

いざ。

旅行先へは飛行機で移動しました。

お土産を買ったり、自主散策をしたり、子どもたちは本当に楽しそうにしていました。

2日目の旅程に【民泊体験】を予定していました。

子どもたちは、グループごとに民泊させていただくご家庭で、様々なアクティビティーや非日常的な体験をし、本当に思い出深い時間を過ごしていました。

大人たちは、子どもたちのアクティビティを写真に収めつつ、現地の方の案内でパワースポットに寄りました。

そこは、とある海に面した洞窟でした。

洞窟といっても、あらゆるところから光が入り、とても明るい砂地の洞窟です。

中に入ると祠のようなものもあり、静かに手を合わせたり景色を写真に収めたりしていました。

私は首からカメラをぶら下げており、スマホで撮ったりカメラで撮ったりしていました。

機嫌よくカメラのシャッターを切っていると、

「?あれ?」

カメラのピントを合わせると、レンズ一面に水滴のようなものが映ってしまいます。

カメラのレンズに水滴がついてしまったのかと思い、持っていたタオルでレンズを拭きました。

再度ピントを合わせてみると、

また同じように水滴が映ってしまいます。

よく見ると、水滴というよりは光の粒のようなものが浮いているようでした。

(これは…オーブか。しかもとてつもない数!)

画面いっぱいにオーブが敷き詰められているようでした。

(これはやばい。早くここを出た方がよさそう…)

その時、カメラが突然【夜景モード】【オートモード】【連写】…モードが勝手に変わりだしました。

しかも、そのモードを変えるためには、シャッタとは別の位置にあるボタンを切り替えなければなりません。

触ってもいないのに、くるくるとモードが変わることに驚きを隠せませんでした。

まるでBUZZに写真を撮らせないようにしているかのようでした。

なんせ、そのカメラはまだ買って間もなかったのですから……。

それ以降、このカメラは勝手にモードが変わるようになってしまい、使いづらさMAXで次第に使わなくなっていきました。

カメラの異常で少し気持ちが悪くなったので、撮った写真はその場で消してしまいました。

祠やその場所自体を汚す行動をしたわけでもなく、ただただ来させていただいたことに感謝して入らせてもらったので、この状況に少し戸惑いまいました。

こちら側がどのような感情であったとしても、相手がどうとらえるかはわからないのだなと思いました。
むしろ自然やそのほかのエネルギー体は、人間が考えうる範疇を軽く超えてくるものなので、私ごときがどう思っているかなんてどうでもいいのだな…なんて考えながら、使い物にならないカメラを鞄の奥底にしまって、2日目を終えるのでした。

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました