【実話心霊体験談】学校の怪談 第3話 ~学校の階段~

実話心霊体験談

こんにちは!BUZZです。

今回は、学校の階段で起きた学校の怪談をお話していきます。(ややこい…)

ある日、またしても夜遅くまで仕事をしていたBUZZは、ふと気が付くとお決まりの21時を少し回ったところでした。

「あー、そろそろ帰りたい。でも帰る前にトイレ行っとこー。」

自宅まで車で1時間ほどかかるので、帰る前にはトイレに行くのが常でした。

何も考えずに体育館の入口まで行き、突き当りの職員室に長く伸びる真っ暗な廊下を見て

「げ!今日も職員室に誰も残ってないやん!ってことはこの1階には自分だけか…。」

ちょっと嫌な感じがしたものの、トイレに行きたい気持ちが勝って、電気もつけずに廊下を走っていきました。(良い子のみんなは廊下は歩きましょう)

長い廊下を進んで職員室を右に曲がり、昇降口を通って職員用のトイレが右手にあります。

昇降口の外にある街灯が明るかったので、その明かりを頼りにトイレに入ろうとしました。

すると、

「チチチッ、チチチッ、チチチッ」

時計のアラームのような音が、廊下に響きわたりました。

この学校では、電車通学の生徒が多く、その生徒達は腕時計をつけていることがありました。

「?」

「腕時計のアラーム音やな。」

「こんな時間に生徒がいるんか?」

ありえません。

時間は夜の21時を回っていて、何より真っ暗闇の校舎の中です。

昇降口を左手にして、正面には2階へと続く階段が見えます。

(………なにかいる)

暗い階段の踊り場に、ぼんやりと何かが見えました。

暗闇で目を凝らしていると

だんだん目が慣れてきて、

何がいるのかが分かってきました。

男子生徒。

マスクをして、制服を着た男子生徒が

2階に続く階段の踊り場に、

こちらを見て立っていました。

(ありえんありえんありえん!)

目の前のあり得ない状況に、どうしていいかわからなくなったBUZZは、

とりあえずトイレに入って用を足しました。笑(それが一番ありえん)

用を足し、正気に戻り(?)、もう一度トイレの電気を付けたまま、廊下の先の階段をのぞいてみました。

誰もいません。

でしょうね。

まじか。

でもよく思い出してみると、ちょっと制服が古かったような…

いや、眼鏡してた?マスクは?

時間がたてばたつほど夢の出来事のように、男子生徒の姿がぼんやりしてはっきりと思い出せなくなっていきました。

この日を境に、できるだけ夜の学校では電気を付けるようになりました。

皆さんも、真っ暗闇には、ご用心。

おわり

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