【実話心霊体験談】学校の怪談 第1話 ~足音①~

実話心霊体験談

こんにちは!BUZZです。

今回は、教員時代に経験した【心霊体験】をご紹介したいと思います。

まず、学校というと「学校の怪談」や「七不思議」「トイレの花子さん」など、有名な映画や代表されるオバケを思い浮かべますよね!
名探偵〇ナンや金田一〇年の事件簿世代のBUZZは、アニメに出てくる学校ものが本当に怖かったのを覚えています。深夜の廊下を走る人体模型とか…

昼間は子どもたちの元気な声に包まれて、明るく賑やかな学校ですが、夜になると雰囲気は一変します。

シーンと静まり返った長く暗い廊下。
時計の針の音がやけに大きく聞こえる教室。
誰もいない真っ暗なグラウンド。

あ~怖い!

このお話は、私がとある県の歴史ある学校に勤めていた時の話です。

その頃の私は、授業や学級経営が楽しくて、毎日子どもたちのことを考えながら夜遅くまで仕事をしていました。
また、体育教師でもあったため、体育館内にある体育教官室が私の職員室のようなもので、先に帰っていく先輩先生をよそに夜な夜なノートのチェックや教材研究に励んでいました。

ある日、体育館の中を「ドンドンドン」と歩いている足音が聞こえてきました。
時間は21時。

ノートのチェックをしたり学級通信を書いたりしていましたが、「誰かが教官室に用事をしに来たのだろう」と思って、その誰かが入ってい来るのを待ちながら仕事をしていました。

待てど暮らせど、誰も入ってきません。

「?」
「おかしいな、足音したのにな。」

そう思って教官室の扉を開け、体育館の中をぐるっと見渡しました。

誰もいません。

「あれ?」

気になったので、教官室から出て体育館の入口まで行きました。
体育館の入口からは、一年生の教室が廊下の右側にずっと続いています。
その廊下の先に、5教科の先生方が集まる職員室があります。

大体毎日22時あたりまで、その職員室に煌々と明かりがついていて、誰かしら仕事をしています。

しかし、その日は廊下から職員室まで【真っ暗】。

「え?もうみんな帰ってんの?」と少し戸惑いました。 それと同時に、

「待てよ…じゃあ、あれ、誰の足音やったんや?」

そのことに気が付いたとたん、一気に体中の血の気が引いていくのがわかり、急いで帰りの準備をして帰宅しました。

翌日、12年間この学校に在籍されている先輩先生にこの話をしたら

「あれ?気づいちゃった?この学校はマジで出るから気を付けてね。」

歴史ある伝統校というのは
良くも悪くも 人の【念】がたくさん集まる場所でもあるということを
ひしひしと感じた体験でした。

つづく

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